予約乗車券解説 -インド国鉄-

インド国鉄の予約乗車券は乗車する人間によっていくつかの枠(QUOTA)に分けられている。我々外国人が関係するのは以下の3つの枠(GENERAL QUOTA、FOREIGN TOURIST、TATKAL)だ。

GENERAL QUOTA
一般のインド人はGENERAL QUOTAで席や寝台を予約しなければならない。このGENERAL QUOTAは大多数のインド人のものであり、普通はどの路線でも予約が満杯状態である。列車によっては一カ月先まで予約が取れないこともある。 予約発券所でインド人達が混雑の中で一生懸命になって予約を取ろうとしているのは、列車で移動する人間の数に比べてこのGENERAL QUOTAで決められている座席数が遥かに少ないからだ。
なお、下で述べるFOREIGN TOURISTに該当しない外国人はGENERAL QUOTAで購入しなければならない。

FOREIGN TOURIST QUOTA
180日以内の滞在予定の外国人はツーリスト用の特別枠(FOREIGN TOURIST、通称FT)で予約が出来る。ほとんどの主要列車にはいくつかの外国人旅行者用の座席があてがわれている。 FTの券は、大都市にある外国人席予約事務所(International Tourist Bureau)か、それに準ずる窓口で購入することが出来る。購入には180日以内の観光ビザを所持していることが必要であるが、XビザPIOカード所持者でも180日以内の滞在中であれば購入が出来る。
FOREIGN TOURIST QUOTAの券をインドルピーで購入するには、両替証明書(銀行でのルピーへの両替証明書かATMのレシート)が必要である。これは違法行為(闇両替等)で得たルピーでないと証明するためである。 なお、外国人でも180日以上の滞在者は上で述べたGENERAL QUOTAで予約をしないといけない。
これは補足として書くが、5歳以下の子供は券を購入する必要はなく、また60歳以上の者は料金が半額になる。

TATKAL
TATKALとは緊急という意味だ。これはGENERAL QUOTAで予約が取れなかったが、どうしても目的地に行かないといけない人達のための枠である。ただしGENERAL QUOTAでなかなか席が予約できないのは、このTATKALの枠が多すぎるからだという指摘もある。 基本的にTATKALでは、予約券購入者は列車の始発から終点までの予約乗車券の料金に加えて、TATKAL料金を支払わなければならない。しかも、このTATKALで購入した券は払い戻しが一切できない。つまり購入者にとっては一方的に不利なチケットを買わされると言うことになる。
TATKAL料金は、二等寝台席(Sleeper、通称SL)で150ルピー、エアコン席(AC)で300ルピーだ。ただし季節や列車によってはこの額よりも安くなる場合もある。FOREIGN TOURIST QUOTAやGENERAL QUOTAで購入できない外国人はTATKALを利用することが多い。



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