PANカード取得はあっけない。

PANカードというのは納税カードのことだ。つまりこのカードを持つことにより、収入があり、なおかつインド政府に所得税を納めている身分であるということが証明されることになる。 このカードは、インド国内で就労許可を得ている外国人も取得できる。「就労許可を得ている」と言う意味は、就労ビザで働いているか、もしくはPIOカードを所持していることだ。勤務先が存在することが必要だが、PIOカード所持者については、インド国内の現住所を勤務先として申請することが出来る。

納税カードなんか必要ないと思われている方もいるかもしれないが、このカードを持っていないと色々と不便なことが多い。銀行で口座を開く時や、インドで投資をする場合、または政府系の事務所で様々な手続きを行う時に提示を求められることが多いので、インドに居住する外国人にとっては不可欠なものである。

取得自体はそれほど難しくはない。一番簡単に取得する方法は、公認会計士事務所での代理申請であろう。参考程度に以下に短くまとめてみた。


公認会計士事務所での申請

提出する書類については、次のサイトに詳しく書かれている。

PAN CARD申請書類について(英文)

私の場合は、身分証明としてPIOカードのコピー、そして住所証明として銀行の口座収支報告書(BANK STATEMENT)を提出した。申請書は、事務所にて代理人に書いてもらった。申請費用は、「インド国内居住者」と「国外居住者」の2つに分かれているが、外国人は、インド国内に居住していても国外居住者の料金を払わないといけない。公認会計士事務所での申請後、NSDLという機関のホームページのURLとトラッキングナンバー(追跡番号)の書かれた領収書を受け取った。

申請から10日後に、NSDLから、私の申請書類が無事に受理されたということを知らせるメッセージが携帯電話に届いた。つまりこれで無事に発給されるということらしい。さらに、それから8日後、INCOME TAX DEPARTMENTからも Eメールが送られてきた。それには、PANカードが配送されたということと、カード所持者に対する罰則事項などが書かれていた。念のために先日の会計事務所に問い合わせてみると、3,4日したらNSDLのホームページでトラッキングすれば、正確な情報が分かるだろうと言われる。

それから4日後、NSDLのホームページで領収書に書かれていたトラッキングナンバーを打ち込んで調べてみると、間もなくPANカードが申請者に配送されるということと配送する宅配業者名が書かれていた。さっそく宅配業者の事務所に行くと(間違った住所に届けられるかもしれないので)、すでに届いていて、その場で先日の領収書を見せて無事に受け取ることができた。

結局、全部あわせて3週間ほどのプロセスであった。

これは私の感想だが、最初から最後までインドらしくない分かりやすい段取りであった。書類さえ揃っていれば、ハードルは極めて低いであろう。



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