もしも海外のATMでお金を引き出せなかったのに残高が減っていたら・・・。 ミルザーの雑記帳

表題の通りのことが自分に起きた。これは去年の出来事だ。簡単にまとめるとこうなる。

事の顛末
普段、私は海外では三井住友銀行のインターナショナルカードを使っている。これは海外ではPLUSというシールが貼られているどのATMでも日本の口座から直接預金が引き出せる便利なカードだ。ところが、去年、インドの某都市にある某D銀行のATMでこのカードを使った時にお金が出てこなかった(ちなみにスリップも出てこなかったのだがインドのATMはよく紙切れしているので、それについては特におかしいとは思わなかった)。結局、近くにある某H銀行のATMでお金を引き下ろすことにした(実はこのH銀行のATMは手数料が三井住友側の手数料とは別途領収されるのでそれまではなるべく利用しないようにしていた)。帰宅後、念のためにネットで口座の動きを調べたらなぜか引き下ろせなかったお金の分も残高が減っていた。

その日はもう夜になっていたので、翌日、三井住友銀行の相談窓口に国際電話をかけた。スタッフに一通りの顛末を話したところ、私の口座を開設した支店へと電話が繋がれた。そして、女性スタッフを相手にここで再び同じ話を繰り返すことになる。電話越しにスタッフがその場で端末で調べたところ、全く同じ時間に2回お金が引き下ろされていたことが判明する(私の記憶ではこの時、スタッフから2回とも秒単位で同時に引き出されていると言われた)。つまり一回目(D銀行)と二回目(H銀行)の引き出し時間が同一ということだ。物理的には有り得ないことである。結局、スタッフから、「翌日銀行から(私に)連絡をします。」と言われた。
翌日、電話が来なかったので自分から電話をかけることにした。昨日のスタッフに、銀行の記録上では全く同じ時間に同じ銀行でお金が下ろされていることになっていると改めて言われる。どうやら彼女は私が別々の銀行のATMで引き下ろしたと言っていることを疑っているようであった。ところが詳しく彼女の話を聞いてみると彼女が銀行と思っているのは地区名であることが分かった。私がお金を下ろした2つのATMは同じ地区内にあったが、銀行側の端末には銀行名ではなくてその地区名だけが表示されたのであった。そのことをスタッフに告げると、「三井住友銀行は現時点ではインド側のATMの銀行名を把握できないので、インド側に調査を依頼します。調査には1,2ヶ月のお時間がかかりますが、結果は私の日本の実家に電話にて必ずお知らせします。」と言われた。

ところがその後、連絡は全く来なかった。しかしながら、1ヶ月半後にネットで口座の残高を見ると減っていた分の額がいつのまにか振り込まれていた(実はそのころには自分はこの出来事を忘れていたために、この振込額が何なのかすぐに分からなかった)。

感想とその後
1、全く同一時刻にお金が引き落とされたことを最初の時点で銀行側は把握できたのに、その場でお金を返してくれないのは一般の顧客視線からはひどいと思った。しかも調査に時間がかかりすぎる。
2、銀行のスタッフ2,3人と電話で話したが、彼女達の物言いや質問から明らかに自分が疑われていることが分かった。まあ、変な人間も世の中には多いので先ずお客様を疑ってかかれというのが正しい社員・行員教育なのだろうが・・。
3、しかも、銀行スタッフには電話にて日本の実家に結果を必ずお知らせしますと言われたのに実家にはそのような連絡は一切こなかった(だからお金が振り込まれたことにすぐに気付かなかったのだ)。銀行側としては、客にお金を返したのがそんなに悔しいのだろうか?
4、自分の過失ではないのになぜかお金が戻って来た時に再度手数料が引かれていた。
5、これは少し論点からずれるが、実際にはインドの都市部では約半分のATMは常にOUT OF SERVICEだが、インド人によると偽札が出て来るATMも存在するらしい。
6、私は日本からの出国時には安全上の観点から現金を持たない主義であったが、この事件を機に、多少のドルや日本円を持つになった。




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